Injection Pump
ディーゼルエンジンの心臓部とも言えるのが噴射ポンプです。
電子制御化が進むディーゼルエンジン。株式会社仙台三徳商会では、スキャンツールを活用し、的確な診断、修理を行います。 ディーゼルエンジンは、トラックやバスはもちろんのこと、建設機械や船舶エンジン、非常用発電機などその用途は様々です。
弊社は、デンソー製の燃料噴射ポンプのリビルト製造事業において全国で7社しかない噴射ポンプ集中修理店としてメーカー認定をうけており、主に東北地方のお客様へ当該サービスを提供し続けております。
ここ近年においては、ディーゼル車両を取り扱ってきたノウハウを活用し普通/大型自動車問わず、故障診断および関連部品の脱着作業にも力を注いでおります。
修理品目 | 関連製品 | |
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ディーゼル燃料噴射ポンプ | コモンレールシステム | サプライポンプ・ソレノイドインジェクタ・ピエゾインジェクタ・レール・エンジンECU・EDU・レール圧センサ |
列型・分配型ポンプ・ECDポンプ | 列型燃料噴射ポンプ・分配型噴射ポンプ・ECDポンプ・ノズル&ノズルホルダ | |
油圧倍力装置 | パワーステアリングポンプ、ギヤボックス等 | |
自動車分解整備(自動車分解認証) | 主にディーゼル車故障診断および修理、電子診断、エアコン修理、電装品取付等 |
列型噴射ポンプは、主要構成としてタイマ、ポンプ、ガバナ、フィードポンプの4構成で成っており、タイマとガバナがポンプを制御しています。
エンジンのシリンダー数と同じ燃料加圧機構をもっていて、カムシャフトによって噴射順序に従って燃料を圧送するようになっている。
列型噴射ポンプは主に中・大型トラックや建設機械に多く使用されている。
分配型(VE)噴射ポンプは、ガバナー、タイマー、およびフィードポンプなどをすべてポンプハウジングに内蔵しており、小型・軽量で高速回転でき小型のエンジンに採用されている。
また、列型噴射ポンプでは、ポンプエレメントはエンジンの気筒数と同数を必要としたが、この分配型噴射ポンプでは気筒数に関係なく、一本のプランジャーが回転しながらエンジンの各気筒に燃料を分配供給する。
弊社におかれましては特にトヨタの80系ランドクルーザー搭載のポンプを中心にお問いあわせがございます。
地球規模で環境問題への対策が進められている中、自動車排出ガス・騒音が原因で発生する環境問題対策として従来の機械式制御の噴射ポンプに変わって登場したのが電子制御式(ECD:Electronically Controlled Diesel)燃料噴射システムです。エンジンコンピューターを用いて燃料噴射量、燃料噴射時期をコントロールするシステムです。
ECDシステムには、分配型ポンプ(VEポンプ)を基本に電子化されたECD-Vシリーズ(V3,V4,V5)とサプライポンプとコモンレールとインジェクターなどで構成されたECDコモンレールシステムがある。種類としては乗用車・RV車向けのECD-V3、V5、小型トラックにも対応したECD-V4、トラック向けのECDコモンレールシステム、乗用車・RV車向けのコモンレースシステムがある。
弊社におかれましては、トヨタ車製の70、90、100系ランドクルーザーへ搭載されたポンプを中心にお問合せございます。
※右の写真は、ECD-V4の噴射ポンプになります。
近年、地球規模で発生している環境問題に様々な対策が進められていますが、自動車では排出ガスに含まれる有害成分が大きな問題の1つになっています。
特にディーゼル車においては、排出ガス規制が年々強化され、従来の機械式噴射ポンプでは規制値をクリアすることが困難な状況となりました。このような中で機械式噴射ポンプに変わるまったく新しいディーゼル燃料用噴射装置として開発されたのがコモンレールシステムです。
コモンレールシステムはサプライポンプで高圧にした燃料をレールと呼ばれる蓄圧室に蓄え、この高圧燃料をインジェクターから各気筒に噴射するシステムです。システム制御はエンジンECUで行います。
噴射圧力、噴射時期、噴射率、噴射量の制御をエンジンECUが行います。そのため機械式噴射ポンプのようにエンジン回転数や負荷などの影響を受けず、安定した噴射を可能にするのがコモンレールシステムの大きな特徴です。
コモンレールシステムの中でも非常に重要な製品でありますサプライポンプのご紹介です。サプライポンプはエンジンで駆動されて、高圧燃料を生成します。なお、エンジンの大きさによって使用されるサプライポンプの型式が異なってきます。
現在弊社で集中的にリビルト製造している3種類のサプライポンプの説明は各々下記の通りです。
※下記以外のサプライポンプに関しましてもお取り扱い可能です。
デンソーが初めて商品化したコモンレールシステムに使用されたサプライポンプです。
※対応するエンジン排気量8L~
HP0型は、一部いすゞ社製GIGAや日野自動車製のプロフィアなどの大型トラックや大型バスに搭載されています。
HP2型(従来のECD-V4ポンプの技術を応用し、小型軽量されたもの)をさらに小型軽量かつ高圧化したサプライポンプです。
※対応するエンジン排気量2L~6L
HP3型は、一部トヨタ自動車製のハイエース/レジアスや日野自動車製のデュトロ、いすゞ社製のエルフ・フォワードなど主に乗用車・小型トラックに搭載されています。
このサプライポンプはHP3型をベースに気筒数を2気筒から3気筒に増やし、圧送量を増加させより大型のエンジンに対応が可能に。
※対応するエンジン排気量6L~8L
HP4型は一部日野自動車製のレンジャーなど主に中型トラックに搭載されています。
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